ジュエリーの修理のご紹介です。

いつもありがとうございます。本日は、お客様からご依頼いただきました、ジュエリーの修理をご紹介いたします。最近は、ジュエリーの修理やリフォームでたくさんのお客様にご来店いただけ、本当にありがとうございます。リブアロングでは、当店でご購入いただいた商品はもちろん、それ以外のジュエリーでも修理を承っております。他店で購入されたジュエリーの修理でも、お気軽にご相談ください。

まずは、シェルカメオのブローチの修理でご来店のM様のご紹介です。お持ちになられたブローチがこちらです。

ブローチの枠に接着だけで留められており、接着剤の経年劣化でカメオが外れてしまっていました。こちらのブローチはお母様から譲り受けられたものということで、ストールを留めるのにワンポイントのアクセントとして使われていました。接着だとまた外れる可能性を拭えないため、M様からご要望をいただき、接着だけの場合と、爪を立ててしっかりと修理する2パターンでお見積りしております。結果、安心して使えるようにと爪を立てて修理することになりました。そして、修理後のM様のブローチがこちらです。

赤丸部分のように4か所に爪を立て、しっかりと留めさせていただきました。通常は裏側から爪を立てて留めることが多いのですが、今回は表側のカメオの押さえが効いていなかったため、表側へ爪を立てております。そして全体を磨き仕上げして修理完了です。これで安心して使えますね。M様、ありがとうございました。また何でもご相談ください。

続いては、有名ブランドの結婚指輪のサイズ直しでご来店のS様です。お持ちになられた結婚指輪がこちらです。

サイズは18.5号です。

多少のサイズ変更の場合は機械で縮めることもできますが、今回は15号へのサイズ変更ということで3.5号も小さくするため、指輪をカットし、溶接のようなロー付け（ロウ付け）と呼ばれる作業で繋ぎ直します。ただ、ミル打ちという全周に粒々のデザインがあるため、繋ぎ合わせた修理箇所は必ず目に見えて分かりますので注意が必要です。今回も事前にS様には了承いただいております。そして、サイズ直し後の指輪がこちらです。

表側はこのように綺麗に直りますが･･･

裏側の赤丸部分が修理箇所です。どうしてもこのような修理箇所が残ってしまうため、こちらの面を裏側へ向けて着けていただくことで目立ちにくくなります。ブランドでは自社で販売した指輪でも直してくれないので、仕方がないのですが残念ですね。S様、この度はリブアロングへご依頼くださり、ありがとうございました。またジュエリーのことでお困りのことがございましたら、何でもご相談ください。

最後は、シルバーのリングのサイズ直しをご依頼いただきました、N様です。お持ちになられた指輪がこちらです。