いつもありがとうございます。本日は、ご来店されるお客様よりよく頂戴するご質問についてお答えしたいと思います。そのご質問とは「結婚指輪のダイヤって取れたりしないの?」というものです。答えはズバリ「取れる場合もございます。」ダイヤが取れやすいかどうかは【ダイヤの留め方】によって決まります。
それではそのダイヤの留め方について詳しく説明していきます。まず結婚指輪のダイヤの留め方は大きく分けて2種類。
①彫り留め
左:towa ・ 右:koharu
彫り留めは指輪にダイヤを埋め込んで、さらに爪で抑える留め方です。
横から見てもダイヤの出っ張りはなく、指輪全体でしっかり支えているためダイヤが取れにくいデザインです。以下のような方におすすめです。
- シンプルなデザインがお好みという方
- 結婚指輪は極力着けっぱなしにしたいという方
- どんなシーンでも気軽に指輪を着けたいという方
②爪留め
左:manten ・ 右:kouki
爪留めは婚約指輪と同じように立て爪を使った留め方となり、とても繊細な造りとなっています。
ダイヤをそれぞれ爪で留めているため、表面を触ると凸凹しており、彫り留めと比較するとダイヤが取れやすいデザインです。華奢な指輪にも大きなダイヤを留めることができ、大きなダイヤだからこそよく輝くのが特徴です。以下のような方におすすめです。
- 華やかなデザイン、ダイヤの輝きが好みという方
- お家に帰られたときには指輪を外したいという方
- お仕事では着けられず、お休みの日にだけ着けるという方
両者を比べると彫り留めは比較的しっかりとダイヤを留められますが、それでもダイヤが取れてしまわないか心配という方は、【ひねり】に彫り留めでダイヤを留めたデザインがおすすめです。
左:kibou ・ 右:yukidoke
ひねりのくぼみ部分にダイヤを留めるため、表面は引っ掛かりも全くなく、ダイヤが取れる心配はほぼありません。
今日ご紹介したダイヤの留め方は、どちらが優れていて、どちらが劣っているというものではなく、単純に両方の留め方の取れやすさを比較したものです。【彫り留め】でも【爪留め】でも、摩耗や強い衝撃、指輪の歪みによって、ダイヤが取れてしまう可能性もございます。結婚指輪は永く使う指輪ですので、丁寧に使っていただければダイヤの石取れを未然に防ぐことができます。既に結婚指輪を着けられている方は、ご自身の指輪のダイヤの留め方を意識するだけで扱い方も変わると思いますので、ご参考いただければ幸いです。
また、これから結婚指輪を選ばれるという方は、事前に留め方の違いを知っているだけで、ご自身にぴったりの指輪の選び方がわかると思いますよ^^ご来店の際には、【彫り留め】や【爪留め】の指輪をたくさん試して、お気に入りの指輪を見つけてくださいね。
ということで、婚約指輪・結婚指輪をお探しの方は、姫路のリブアロングへどうぞ。皆様のご来店をお待ちしております。明日15日は水曜日で定休日となっておりますので、ご注意ください。