いつもありがとうございます。本日は『結婚指輪が入らない・・・サイズが変わったらどうする?』というご質問にお答えしていきます。

ご来店されたお客様から「結婚指輪とかって、サイズが変わったら着けられなくなると思うんですけど。サイズが変わったら指輪を買い換えないといけないんですか?」とこのようなご質問をよくいただきます。

ご安心ください!婚約指輪や結婚指輪はサイズを変更することができます。昔は指輪が”円”形であることと”縁”を掛けて、指輪をカットしてサイズ変更をすると『縁を切る』と言われ縁起が悪いとされていたこともありました。

ですが、今ではひとつの指輪をずっと使い続けるということに重きが置かれるようになり、指輪をカットしてサイズ変更することが一般的になりました。

ちなみにサイズを大きくする場合はカットした部分に金属を足し繋ぎ合わせることで大きくします。小さくする場合はカットして小さくするサイズ幅の金属を指輪から切り出して、金属を繋ぎ合わせます。もちろんサイズ変更をしたところの繋ぎ目もわかりませんのでご安心ください。

ただ、今からご紹介する指輪にはサイズ変更ができないものもございますので、注意が必要です。

  • 全周にダイヤが切れ目なく入っているデザイン
  • 全周にひねりやカットなど隙間なくデザインされているもの
  • 鍛造製法の指輪

具体的にはこちらのような指輪です。

左の指輪は鍛造製法で作られています。プラチナとゴールドが一緒になった地金を使っているためサイズ変更が難しいです。伸ばしたり縮めたりできるのも0.5~1号ぐらいまでしかできないので、サイズ変更が現実的ではありません。

真ん中の指輪も鍛造製法で作られています。こちらは指輪の両端に段差が入り、さらに全周にひねりのデザインが入っているため、こちらもデザインが切れてしまいますので、0.5~1号の範囲内で伸ばしたり縮めたりで微調整程度のサイズ変更となります。

右の指輪はフルエタニティと呼ばれ、ダイヤが切れ目なく留まったデザインです。こちらはサイズを大きくも小さくも出来ないので、ダイヤを全て取り外して新しい指輪を作り直します。そしてその指輪に留め直すため、たった1号大きくしたい、小さくしたいという場合でさえも非常に高額な修理費用が掛かります。

だいたい体重が2~3kg変われば、指のサイズは1号程度変わります。これから先、妊娠・出産、病気やケガなどで体形が変わる可能性もあります。何十年も使う指輪だからこそ、サイズの変更ができるのかどうかも確認した上で指輪を選ぶ必要があります。

また指の形によっても体重の増減により、指のサイズが変わりやすかったり、変わりにくかったりします。そのためデザインの好みだけでなく、ご自身の指の形を踏まえて指輪選びされることをおすすめします。「自分の指ってどうなの?」と思われた場合には、お気軽にスタッフまでお尋ねくださいね。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

『指輪選びも思い出に。』

リブアロングは夫婦ふたりで営むジュエリーショップです。【おひとりおひとりに寄り添って】をモットーにお店に立っております。ご来店の際はおふたりのペースで、おふたりのタイミングで指輪選びをお楽しみくださいね。

ということで、婚約指輪・結婚指輪をお探しの方は、姫路のリブアロングへどうぞお立ち寄りください。皆様のご来店を楽しみにお待ちしております。